ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2023.7.5 08:00日々の出来事

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』のアイデア選出を明日始めたい。

昨日は『ゴー宣』204章のわしのペン入れを上げ、
すでに205章のコンテを描いている。
だが、今日は午後から埼玉まで眼科に行くから、
半日は潰れる。
なんとか今日中にコンテを上げたいのだが?

というのも、インド版アニメ『おぼっちゃまくん』
のアイデアが、シンエイ動画から8本も送られて
きている。
アイデアの段階で、ギャグになるものと、ならない
ものを仕分けする作業をやって、これなら面白く
なると判断したら、ストーリー展開の方向性を示し、
順次、脚本家に戻していくという仕事をやらねば
ならない。
できれば明日いっぱいをその仕事に使いたいのだ。

全仕事の中でも、『おぼっちゃまくん』の仕事は
最重要なものになる。
なにしろシンエイ動画の脚本家たちが、日本の
頭脳集団になるのだし、『おぼっちゃまくん』の
世界を完全に把握するブレインとして育てたい。
わしがいなくても『おぼっちゃまくん』が創作
できるところまで伝授してしまいたいのだ。

日本の次はもちろんインドにアニメーターや、
声優などを含めた膨大なスタッフが、具現化して
くれて、番組を作ってくれる。
インドのアニメは毎日1本放送するから、日本の
朝ドラのようなものだ。
あっという間に52本が消化され、またすぐに次の
シリーズを制作しなければならない。

インドを超えて、世界に出て行く可能性もあるから、
わしの残りの人生を賭けるのである。
冒険は壮大であればあるほど面白い。
神が与えた使命だと思って挑戦したい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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